でんきな暮らし

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2024.07.06
category キケンなコンセント

電源コードの発火事故(その2)

前回の続きです
この写真に潜む危険は3か所
それはココ!!(赤の矢印)


まず一つ目は、

少し分かりにくいですが・・・
コードに黒のビニールテープが巻いているであろうな感じがありますね

コードを家具で踏みつけたりしているとコードに傷が付きます

それを危ないからとビニールテープで補修するのはお勧めできません

コードを取り替えるか電気工事士の資格を持つ人に傷んだところを切断して修理してもらいましょう

そして二つ目は、

コードを束ねていることです
使用している状態か分かりませんがこのまま使用すると危険です

通電すると束ねた部分に熱がこもり、発火の原因となります

危ないのでコードを伸ばして使用しましょう

そして3つ目は、

この延長コードです
見た感じ相当古いですね
「National」と刻印が見えるので
1990年より前のものです
きっとこれだろうと思います

そしてもう1つまずいのがコードの根元の部分がよじれています


このよじれも中の導線が傷んでいてやはり発火のおそれがあるのです

延長コードやコンセントの取替の目安は10年と言われています


あくまでも目安ですが
点検は必要ですね

といったことで、電源コードから火が出て、たまたま大きな事故にはなりませんでしたが送られた写真にはまだまだ危険が潜んでいました

日頃からコンセントの点検はしておきましょう

コンセント・アドバイザーⓇ 平原千秋

Before
電源コードの発火事故(その1)
部屋を間仕切ってはみたものの、コンセントが・・・
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